一般社団法人中華学院

古伝太極拳とは

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伝承紹介

伝統文化および伝承者の紹介をしています。諸先生方の敬称は略しています。

古伝太極拳とは

太極拳の一種。楊露禅が習い、伝えた内容を変更せず、そのまま保留した貴重な太極拳です。近代までは太極拳とのみ称され、現在は制定太極拳や他派と区別するために古伝太極拳というようになりました。全118式。河図と洛書の和の100と天の九重天、地の九州をたして118とした説と中国天文学にて星象の数と合わせて作った説があります。
 
伝承によると古くからあり、途中は定かでないが張三丰、王宗岳、蒋発、陳長興と受け継がれ、陳長興から楊露禅、そして楊露禅の子の班侯、健侯、孫の少侯へと伝わりました。
諸説あるが、陳王廷が炮捶なども参考に編み出した陳式太極拳とは違い、歴史ある道家伝の武術・養生法の一種であり、貴重で有用性は高いが陳家の家伝ではないため、陳一族ではない楊露禅に余すことなく伝えることができたとも推測されます。
 
のちに楊家と親交があった家庭で育った馬潤芝は健侯の家に8年ほど住み、全伝を受けました。その後、古伝太極拳は馬潤芝から劉震山、閻世興、鄭志鴻に伝承され、鄭志鴻が来日したおりに小倉に自然道場を設立し、日本ではじめて伝授を開始。20数年に渡り、多くの優れた門人を育てました。2015年末、鄭志鴻が研究のため中国に帰国、弟子の徐濠が師命を受け、大阪にて伝授を開始しました。
 
現在、中国では中国では北京を中心に練習者が増えており、日本では主に福岡、東京、大阪などに古伝太極拳の練習者がいます。のちに楊澄甫が改編した楊式太極拳85式と違い、形は小さく、跟歩を用いて発勁動作を残しつつも、全体的に緩やかなに動きます。歴代の伝承者たちは神、意、形を変えず、楊露禅が習い、伝えた太極拳の魂を受け継ぎ、伝授しています。

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